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by infokamishibai
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お天気商売 (2016年3月2日)

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ヤッサン一座のぼんまるです。
3月最初の清水寺での紙芝居。
いつもより多い演者。だんまる、らっきょむ、ダッシュ、はるる、いっきゅう、私ぼんまる、計6名。

最初はポカポカ良い天気。今日はやり易いのかな、と能天気に思っていると段々怪しくなる曇行き。あっという間にビュービュー寒空に早変わり。

風が吹き散らすかの如く、足早に通り過ぎるお客さん達。
拍子木を叩こうが観客が集まらない時もあります。

そんな時でも堂々と紙芝居を始めます。
一座に入った当初は、誰も見ていない時に紙芝居をするのが、どこか気恥ずかしかったのを覚えております。
気恥ずかしくやっていれば、お客さんも見に行くのが気恥ずかしい。
見るとしても、遠巻きにしか見る気は起きない。
お客さんからすれば、あくまで参拝がメインで、まして寒い中。
そこをどう覆すか、毎回真剣勝負です。
そう思うと、気恥ずかしさを感じる暇はありません。
あの手この手で、お客さんとの距離を詰めます(どうやるかは紙芝居の現場に来て頂いた時のお楽しみ)。

同じ演目でも演者が違えば、全く別物のように、僕も感じます。

自分の中からにじみ出てくる言葉、
リズムで語る。
お客さんの面白い所を取り上げ、全力で喜ぶ。
海外からのお客さんも、日本人と一緒に笑い合う。言葉が分からなくても、その笑い合える空気が面白い。
笑いが広がって、途中で通りかかった人も、「何だろう?」と見に来て、笑いの輪に加わる。どんどん輪が広がる。
紙芝居が勢いに乗って、お客さんが喜べば喜ぶほど、お客さんの目線は紙芝居の絵ではなく、演者に集まる。

自転車の紙芝居だから、景品があるから、面白い演目だから、じゃなくて、「あの紙芝居屋さんが面白かった」と、お客さんの記憶の中に残るなら、とても嬉しいです。

自分が太陽になることを求められる仕事だと、他の演者の紙芝居を見ながら、思いました。

2016年3月2日
ぼんまる
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by infokamishibai | 2016-03-06 07:30