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波乱の紙芝居人生40年 ヤッサン逝く

2012年8月25日早朝、ヤッサン一座座長ヤッサンこと安野侑志逝去

8月27日、告別式でのはるる弔辞


師匠、いまどこにいますか?
天空に着きましたか?
そっちの紙芝居小屋は、満員になってますか?
ヤッサンの紙芝居の評判を聞いて、客が、続々来てるでしょ?

あっ、拍子木が鳴りましたね。
クイズですね。それから、「やす坊」ですか?
(たった4枚の画で、30分、客を楽しませるんだから、凄いね、師匠は!)

きょうの、演目は、何ですか?
「怪人伝説」ですかあ。
声が透りますね。ああ、いい声ですね。声、ちっとも変わりませんね。
劇中劇の「黄金バット」、師匠につられて、お客さんがハハハハハと、天を向いて3回笑ってますね。

えっ、もう、終わりですか?
そうか、「怪人伝説」のラスト、夕陽の向こうに帰って行った、あの紙芝居屋のおじさん、あれは、
師匠だったんだ。師匠は、夕陽の向こうに帰ってしまったんですね。

師匠、寂しいですよ。
はるるへのダメだし、これからは誰がやってくれるんですか?
師匠がいるから、安心して、紙芝居ができたのに・・・。
胸のここが苦しくて、足元が頼りないですよ。

弟子入りして1年と6カ月なのに、まるで10年も弟子だった気がします。
師匠のお蔭で、はるるはなんとか人前に立てるようになりました。ありがとうございました。
師匠は「紙芝居屋は芸人じゃないよ」といっておられましたね。師匠の紙芝居には、たくさん笑った後で
記憶に残るこ・こ・ろがありましたね。
遺作となってしまった「いのちの味方、七色バット」、師匠がいのちを削られたこの仕事、師匠の傍でいっしょにつくれて、高揚した時間でした。得難い時間でした。

ヤッサン生誕40周年の今年、師匠は大ブレイクのはずでしたね。
なのに、学研の「紙芝居絵本」も、ご自分の半生記「好きなことして、喰ってみろ!」も、はるると盛り上がった紙芝居づくりも、見届けることなく、ひとりで逝ってしまった。
4月には、笑顔だったのに、師匠、無念です!

師匠に惹かれて、今日があり、師匠のDNAをもらった弟子たちは、これからもだんまるのボンを盛り立て、
日本一のプロ紙芝居集団の道を、エイ、エイ、オ~と進みます。

天を仰げば、師匠の声が聞こえる。
「はるる、一段あがったな。後は自分の道を行け」って。
師匠、見ていてください!                          
ししょ~う、あ、り、が、と、う、ございました。
 
2012年8月27日 お別れの日に 
はるる
                
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by infokamishibai | 2012-09-21 21:41